日本危機管理学総研

ガーディ・マスクは火災時に発生する煙（有毒ガス）から呼吸器を守る防毒・防煙マスクです。

近年、新建材の発達、可燃物の減少などにより、炎が燃え広がるといった火災は減少傾向にありますが、逆に新建材から出る煙の有毒性は飛躍的に高くなり、数呼吸で全身麻痺に陥るほど高濃度な煙が短時間で発生する煙火災が大幅に増加しています。

そして多くの検証事例から、この煙に含まれる有毒ガス（CO、HCN等の混合ガス）によって窒息死、あるいは神経が麻痺し動けなくなった後に焼死された方が、ここ数年実に火災による犠牲者全体の９０％近くを占めるといわれています。

有毒ガスが充満している状態で素人が何の保護具も無しに避難、消火活動を行うのは不可能です。安全かつ確実な緊急避難・初期消火で人的・物的被害を最小限に抑える為に、緊急用防毒・防煙マスクの常備が必要不可欠と考えられます。

ガーディ・マスクは簡易防毒・防煙マスクの位置付けながら火災時に発生する１０種類以上の有毒ガスに対して有効な高性能薬剤を使用し、その性能に反して小型で安価なため官公庁や行政の保養施設、一般企業などの避難用、初期消火用として広く常備されています。

また幅広い除毒性能（O157、炭疽菌、サリン、天然痘等）を有している為、緊急時の防毒マスクとしての効果も十分に期待できます。

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